つれづれブログ

ただ思いのままに書き綴る

仕事

武器としての書く技術を読んで

投稿日:2018年6月2日 更新日:

文章が書けない人は意外に多い

自分の書く文章になんとなく自信が持てないという人は多いのではないだろうか。

 

  • メールで送った内容が相手にちゃんと伝わっていない。
  • クライアントに提出した企画書がわかりにくいと指摘される。
  • 設計書に書いた文章が原因で技術者を混乱させてしまう。

 

自身の体験や同僚の話から、同じように頭を悩ませている人が意外に多いのだと気づかされました。

 

みんな書けなくて悩んでいる

書店に足を運んでみると文章をうまく書けなくて悩んでいる人がいかに多いかということが良くわかります。

 

  • 毎朝1分読むだけ。文章力を高める教科書

  • 言いたいことが伝わる上手な文章の書き方

  • 短い文章の上手な書き方

  • 考える技術・書く技術

 

このようなタイトルの本がズラッと並んでいます。

毎日、さまざまな文章に接しているにも関わらず、なぜこのような悩みを持つことになるのか?

そんな事を考えながら1冊の本を手に取りました。

 

イケダハヤト(著)「武器としての書く技術」です。

著者のことはネットで名前を見たことがあるくらいで詳しくは知りませんでした。

どうやらブロガー向けの本だということはわかりましたが、

「伝わる文章を書けるようになりたい」

という自身のニーズに合っているのか?

少し疑問を持ちながらも一旦手にとってみることに。

 

そして、目次をめくり、第1章の「文章が残念な人の10の特徴」の部分にサッと目を通していくと・・・

 

これは良い意味で期待を裏切られましたね。

 

「これなら自分でも実践できそうだ」

「じっくり読み込んでみたい」

 

ということで購入しました。

 

読むだけでは文章力はあがらない

ダメな文章を書いてしますのは、書く人の文章力がダメな状態だから。

 

そのダメな文章力を鍛え上げる方法として、文章を書くためのハウツー本が多く出版されています。

本だけでなく、ネット上でも文章力やライティングを題材にしたサイトや記事はたくさん出回っていますね。

 

こういったものを読み漁れば、自分の残念な文章力もなんとかなるのでは?

こんなふうに思っている人も多いのでは?

 

自分もそう思っていましたね。

この本に出会うまでは。

 

 

たしかに「武器としての書く技術」の中でも文章の書き方をハウツーとして紹介しています。

 

目次を見れば

第1章「文章が残念な人の10の特徴」

第2章「凡人の文章を最強の文章に変える10の魔法」

 

このような構成になっており、

 

  1. 残念な文章(ダメな文章)を定義付け
  2. 文章を直していく方法を紹介

 

といった流れで、実例を交えて丁寧に解説されており「なるほど」と思わせてくれます。

 

しかし文章力を上げるためには、このような小手先のテクニックだけではダメだということです。

 

第3章「月40万字書き続ける僕の12の秘密」の中で、文章力を引き上げるための秘訣が惜しげも無く披露されています。

 

  • 毎日書き続けるコツは 「完璧主義を捨てる 」ということです 。
  • 人間なんてどうやったってバカで無知なんです 。変に賢く取り繕うなんてありません 。自分のバカさ加減を知り 、高めていけばいいだけの話です 。
  • ひたすら量をこなすことで 、文章能力は向上していきます 。
  • ぼくはとにかく 「量 」を書くことが大切だと思っています 。量を書くことではじめて質に転化していくからです 。

上手に書こうとすると筆が重くなり、書くことが億劫になります。

しかし書かないことには文章力は上がらないのです。

 

野球に例えるならバッティングに関する本を読み漁って統計データを研究し尽くしたとしても、バッティングの技術そのものは向上しないのと同じです。

ライティングの本を読み漁ってハウツーを知識として吸収するだけでは文章力そのものは向上しません。

 

文章力を高めるたった一つの方法

上手く書こうとするから書けないのなら、自分は下手だという事を受け入れて書き続ければよいだけの話です。

そしてこれこそが文章力を高める「たったひとつの方法」なのです。

 

しかし、ただ書けば良いというわけでもないようです。

著者は本書の中で次のように書いています。

  • 5 0 %の完成度を超えていたら 、とりあえず出してしまいましょう 。
  • 注意したいのは 、 「発表 」というプロセスが重要だということです 。よほどでない限りは 、誰も見ないところで書き続けていては 、文章はうまくなりません 。他人の目にさらされることが重要なのです 。

ただ書いてしまっておくのではなく、書いたら誰かに見せる(発表する)というプロセスが大切だと述べています。

 

バッティングに例えると、素振りやピッチングマシンを使っての練習だけでは不十分だという事です。

  1. 試合に出て
  2. バッターボックスに立って
  3. バットを振る

というプロセスを繰り返すことによってバッティングの技術は向上します。

 

文章を書くという行為も「誰かに何かを伝える」ということが目的なので、誰かに読んでもらうということが重要です。

こうしたプロセスを繰り返していくことが重要なのであって、ハウツーそのものにはあまり意味はないのです。

 

下手でもいいのでどんどん書きましょう。

そして、それらの文章が人の目に触れる機会を作りましょう。

 

文章を書くことはメリットだらけ

この本のタイトルは「武器としての書く技術」です。

文章力を上げることを主題としている訳ではなさそうです。

 

「武器としての書く技術」

ということなので

 

「書く技術」が「武器」となる

 

と解釈をしました。

 

もう少し考えてみて

 

「書くこと」が

「何か」を達成するための

「武器」=「道具」

 

になると解釈しました。

 

では何を達成できるのか?

その答えが

第5章「書く技術はこんなに人生を豊かにする」

のなかで紹介されています。

 

  • ブログを書くことでステップアップを実現できる
  • ブログを備忘録として活用できる
  • アプトプットすることで記録力が高まる
  • 書くことで感情をマネジメントできるようになる
  • 自分を表現することができる

 

こうしてみると

自己実現の手段として文章を書くということがどれほど優れているか

ということがよくわかります。

 

「備忘録として活用する」というのはメモを取るのに似ていますが、「発表する」ということは、不特定多数の「誰か」に向けて書くということになります。

第三者に向けて何かを伝えるというのは、なかなか難しいことです。

自分でもわかっているつもりだったことが文章にしてみると、以外に理解できていなかったり、解釈が足りていないことに気づくことが多いです。

こうしたプロセスを経ることで、自分の中での理解が深まっていくという「良い意味での副産物」も生まれます。

これが「アウトプットすることで記憶が定着する」ことにも繋がって行きます。

 

「書くことで感情をマネジメントできるようになる」というのは、昔から日記を書く習慣として多くの人に定着しています。

書くというプロセスを経て、感情の源泉を探り、考察を経て理解し、昇華させていくことになります。

 

 

そして著者は書くことのメリットについてこう続けます。

 

「書く 」という行為は 、資格も 、体力も 、肩書きも 、学歴も 、もちろん資金もいりません 。

誰でも 、何歳からでも 、人生を好転させることができる方法 。

それが 「書く 」ということなのです 。

書くことはある意味でハイリタ ーンの投資ともいえるでしょう 。

 

「書く 」という方法であれば 、元手もいらず 、誰でも始められます 。

ノ ーリスク ・ハイリタ ーンなのです 。

書いて減るのはあなたの時間だけ 。

時間を投資することで 、確実にリタ ーンが得られる 。

それが 「書く 」ということなのです 。

 

書くということで「誰でも」「確実に」メリットが得られることを強調しています。

 

 

どうですか?

「ちょっと文章を書いてみようかな」

そんなふうに思ってもらえると嬉しいです。

 

武器としての書く技術とは

著者のイケダハヤトさんは、

「武器としての書く技術」について、著書の中でこのように述べています。

「書く 」とひとことでいっても 、ある程度のノウハウやテクニックが必要です 。

それを駆使すれば 、誰だって人生を好転させることができるのです 。

それが本書で紹介してきた 「武器としての書く技術 」なのです 。

 

そして著書はこのように締めくくられています。

 

書くことに迷っていたら、ますこの本の感想を「書く」ことから始めて見てはどうでしょうか?

余計なお世話かもしれませんが。

 

この一言が迷っていた自分の背中を押してくれました。

 

文章を書くことのメリットを享受するためには、文章を書くしかありません。

また、文章力を上げる方法も、文章を書く以外にはありえません。

そのための方法を「武器としての書く技術」という著書は教えてくれました。

著者のイケダハヤトさんには本当に感謝しています。

 

「武器として書く技術」はこんな人にオススメ

この本は、こんな方にお勧めします。

 

  • ブログ運営をしているがうまく文章がかけないと感じている人
  • 書き続けることに疲れてしまった人
  • 書くことに意味を見出せないでいる人
  • 自分の文章力を上げたいと思っている人

 

単なるハウツー本にとどまらず、書くことの本質に気づかせてくれる良書です。

 

 

 

 

 

 

 

-仕事

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

伝わる文章を書くために必要なたったひとつのこと

文章によるコミュニケーションの重要性 現代のビジネスにおいて文章を使わないコミュニケーションは考えられません。 特にインターネットの登場によりメールを使ったコミュニケーションが普及した今、文章によるコ …

日本企業は礼儀正しく時間を奪っている?

あなたの時間も奪われている ある日目にしたブログに目か釘付けになった。   日本企業は「礼儀正しく時間を奪う」マイクロソフトが働き方改革で歩んだ地雷だらけの道   そこに書かれてい …

サッカー日本代表と日本企業における働き方の意外な関係

いよいよワールドカップ2018開幕ですが サッカーワールドカップ2018ロシア大会の開幕まであとわずかですね。 試合まで待ちきれないという人も多いのではないでしょうか。   5月30日に行わ …